顎関節症になる原因とは?
顎関節症が起こる原因について、詳しくご紹介していきます。顎関節症とは、口を開閉する時に、痛んだり、または「カクン」などと音のする病気です。ひどくなると、口が開かなくなったりして、生活に支障をきたしてしまうことも多いです。それでは、その原因なのですが、一昔前は歯の噛み合わせの悪さによるものといわれていました。でも、最近では、噛み合わせだけでなく、他にも色々な要因が重なって起こってくるという風にいわれています。例えば、物を食べる時に片側でばかり噛んでいたり、歯ぎしりをしたり、うつぶせで寝たり、姿勢が悪かったり、寝る姿勢や普段の癖など。そういった生活習慣の癖によることも原因となるとわかってきました。要は、片方の顎にだけ負担を掛けるといった癖から、顎関節症になりやすいといえるようです。それに、ストレスでも顎関節症になるといわれており、これはストレスで筋肉が緊張することが原因のようです。これらの原因に思い当たる節のある人は、できるだけ顎関節症を改善するように、普段の癖を直していきましょう。大抵の場合、癖というのは無意識のうちに行っているものなので、すぐに直すのは難しいはずです。でも、少しずつでも顎への負担を軽減していく必要があります。また、生活習慣的なものではなくとも、殴られる・ぶつけるといった外部からの強い力が原因で顎関節症になることもあり、リウマチや多発性の関節炎といった病気から顎関節を発症する場合もあるのです。顎関節症になるには、本当に様々な原因が考えられますが、本人の生活習慣の改善で防げることも少なくはないでしょう。